自分の報酬を、自分で説明できますか?|時間給と成果給に必要な「根拠」
2026/10/23
自分の報酬を、自分で説明できますか?
こんにちは。
社長の孝宜です。
最近、ある外部協力者との仕事を通じて、「報酬とは何に対して支払われるものなのか」を改めて考える機会がありました。
当初は、営業や現場管理などで会社の力になってもらうことを期待し、月額で一定の報酬を考えていました。
ただ、実際に仕事を始めてみると、期待していた売上や現場管理の実績がほとんど見えない。
「今日は何をしていたのか」「どんな動きをしていたのか」と聞いても、回答が曖昧な状態が続きました。
そこで、月額固定ではなく成果に応じた報酬へ変更する話をしました。
すると今度は、
「8時から17時まで時間を拘束されているのだから、その時間に対する報酬が必要ではないか」
という話になりました。
私は、時間給という考え方自体を否定しているわけではありません。
社員や常用のように、会社の指示のもとで一定時間働くのであれば、時間に対して報酬を支払うのは自然なことだと思っています。
ただし、その場合には、
「何時から何時まで、どこで、何をしていたのか」
という記録が必要です。
時間に対して報酬を求めるのであれば、その時間を仕事に使ったことを説明できる根拠が必要だからです。
一方で、営業や業務委託のように、本人の裁量で動いて成果を出す働き方なら、毎日の行動を細かく管理する必要性は下がります。
その代わり、
「どんな仕事を受注したのか」
「どんな成果を会社にもたらしたのか」
という根拠が必要になります。
つまり、時間給が正しい、成果給が正しい、という話ではありません。
どちらであっても、報酬には根拠が必要だと思っています。
今回の件については、会社側にも反省があります。
最初に報酬額を提示するのではなく、
「いくらの報酬を希望しますか」
「では、その金額をどうやって稼ぎますか」
と聞くべきでした。
営業なら、どのような方法で売上を作るのか。
現場管理なら、何件、どのくらいの規模を管理できるのか。
職人なら、まず一定期間一緒に仕事をして、その働きを見る。
希望する金額と、その金額を生み出す方法を最初にすり合わせておけば、お互いの認識のズレも減らせます。
今回、一番感じたのは、成果が出なかったことそのものよりも、自分が何をして、なぜその報酬を受け取るのかを説明できないことの危うさでした。
「何かしらやっています」では、会社も判断できません。
時間給なら、時間を使った根拠。
成果給なら、成果を出した根拠。
働き方が何であっても、自分の報酬を自分で説明できることは、仕事をするうえで大切なことだと思っています。
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